◆子宮頸がんとは
子宮頸がんとは、子宮頸部の上皮(粘膜)から発生するがんのことです。
はじめのうちは、上皮の中にとどまっています(上皮内がん)が、次第に子宮の筋肉に浸潤(しんじゅん)します。
さらに腟や子宮のまわりの組織に及んだり、骨盤内のリンパ節に転移したりします。
そこからさらに進行すると、膀胱・直腸を侵したり、肺・肝臓・骨などに転移したりします。
◆子宮頸がんの原因
子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)の感染が関連しています。
HPVは、性交渉で感染することが知られているウイルスです。
初めて性交した年齢が低い人や多くの性交相手がいる人は子宮頸がんになる危険性が高くなります。
子宮頸がんの患者さんの90%以上からHPVが検出されることが知られています。
HPV感染そのものはまれではなく、感染しても、多くの場合、症状のないうちにHPVが排除されると考えられています。
HPVが排除されず感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんが発生すると考えられています。
また喫煙も、子宮頸がんの危険因子であることがわかっています。
◆子宮頸がんの症状
子宮頸がんは、異形成(いけいせい)という前がん状態を経てがん化します。
初期の子宮頸がんではほとんどが無症状です。
自覚症状としては不正性器出血(月経以外の出血)が最も多く、とくに性交時に出血しやすくなります。
おりもの(帯下(たいげ))が増えることもあります。
進行がんでは下腹部痛、腰痛、下肢痛や血尿、血便、排尿障害が現れることがあります。
◆リスクが高い治療
1.手術
子宮ガン(子宮体ガン、子宮内膜ガン)と同様に、非常にリスクが高いです。
まず、手術後に起きる症状です。更年期症状に似た症状が起きるほか、膣からの分泌物が減少してしまうことがあります。
膣を切除すれば、性交障害が起きることもあります。
子宮を含め、広く切除してしまうと、排便や排尿に関する障害や、リンパ節郭清を行った後には、足などに浮腫(むくみ)が起きてしまいます。
手術をしたのにも関わらず、治るどころかむしろ体に負担を背負ったまま生活をしなければならないのです。
2.射線治療
高エネルギーのX線やガンマ線が、照射された部位に皮膚炎・粘膜炎などといった症状が起きてしまいます。しかも、症状部位に関わらず、だるさ・吐き気・嘔吐・食欲低下・白血球減少などといったリスクがあります。直腸炎や膀胱炎も起きます。つまり、治療が終了したとしても、副作用がある限り、正しい治療法とはいえないのです。
3.抗癌剤
子宮頸癌に対する抗癌剤は、単剤や多剤併用療法などが用いられているのですが、いずれもリスクの高い副作用が起きることが明らかです。
ガン細胞だけではなく、正常な細胞にまでダメージを与えてしまうわけですから、毛根・口内・消化管・粘膜・骨髄・白血球や血小板の減少・吐き気・心臓への動悸や不整脈、肝臓や腎臓にまで影響します。
そもそも、抗癌剤はガンを治すために用いられているのではありません。
体に悪いばかりで、全く効果が無い療法である以上、いかに危険であることがわかります。
さらに、経過観察、転移、再発といった事態も起きうるのです。
手術をしたとしてもその場で終了というわけではなく、むしろ数年以上、自分自身の体と向き合わなければなりません。それで、再発が起きてしまうとか言われてしまったら、どうなると思いますか?
高額な治療費はもちろんのこと、損をしてしまうだけなのです。
だからこそ、メディカルアロマトリートメントの出番となります。
単なる治療ではありません。
女性の悩みをしっかりと解決し、癒しと幸福を与えます。
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